2008
05/01
ニッポンの水と暮らしは大丈夫か?<環境の保全/水についての研究その2>
カテゴリー:活動報告
「日本の水を日本人が使ってなぜ悪い!」という、次元を超えたところに水問題の本質があるといわれる。食料=水 を買える状態はいつまで続けることが出来るか。 このことからも、ニッポンの水と暮らしは重要な意味を持つ。
○21世紀は水の世紀
国連の報告では、世界人口の5分の1、約13億人が安全な水を確保できずにいる。また、アメリカのアーロン・ウォルフ オレゴン州立大学教授は、「2015年までには30億人が水に苦しむようになる」と予測している。 日本も例外ではなく、一見水に恵まれた国のように見えるが、実は国民の一人当たりのダム貯水量は、アメリカの17分の1、 韓国の16分の1、 年間の降雨量についてみても、アメリカの5分の1に過ぎない。
○仮想水輸入国、ニッポン
日本は水資源も豊富にあると思われているが、仮想水を含めて考えると、実は世界でも有数の水の輸入国でもある。仮想水とは、農作物を作ったり、家畜を育てたりする時に必要な水のこと。例えば、精米後の米を作るのに約8t、牛肉は肉1kgに対して700~800tもの水が必要となる。つまり、ニッポンは農作物や肉類の輸入を通じて、外国の水資源を使っていることになる。 水危機が叫ばれる中で、この仮想水に対する関心も高まっており、新たな国際紛争の火種になりかねない。食料自給率が39%と先進国で最も低いニッポンにとっては、この新たな火種を一刻も早く消さなければならない状況だ。
○ペットボトル飲料水は安全か?
日本ミネラルウォーター協会によると、2003年のミネラルウォーターの消費量は、国民一人当たり年間で、11.5リットル。10年前の約3.5倍となり、もはや世代を超えて爆発的な普及となった。しかし、このペットボトル入り飲料水は、本当に安全だろうか。事例として、2003年4月横浜市衛生研究所が、市販されているペットボトル入りミネラルウォーター30品目を調査した結果、19品目から発がん性物質であるアルデヒド類が検出された。健康ブームに乗ったミネラルウォーターだが、ペットボトル入りだから安全とは言えないようだ。
○水のリサイクルが必要
水資源を大切にしようとする動きが広がってきた。例えば、大量の地下水や工業用水を使っていた企業が、水の再処理設備を整えて循環型システムを作り上げている。日本の両国国技館では、雨水をためて飲料水以外の約70%の水をまかなっている。また全国の公共施設の中では、雨水をためるタンクを設置して水の有効利用を進めている。このような活動は、とりわけ工業用水の利用増を食い止めるのに効果がある。
○私達が出来ること!
今回、水の危機について研究した。日本の水と暮らし大丈夫か? そんな心配が大きくなってきた。世界の異常気象により、砂漠化や渇水が進行している。下水処理施設の未整備により飲料水が汚染され、工場排水による河川の汚染も深刻だ。途上国の発展の為に過剰に取水される地下水も課題である。そして、地球の中で限りある水の権利を主張し地域間の紛争が起きている。
地方自治体は、安全で安心な水を安定的に、確保できるシステムを構築する必要がある。その為に、私達の町を流れる川の水源を保護・保全することが必要だ。水質保全に関する監視体制を確立し、その流域全体で「水を守る」対策を講じなければならない。私たちの水に対する活動を躊躇する理由はない。
参考:
JWG 水の学習室~水と地球 http://www.npo-jwg.com/study.html
Water life http://www.waterlife.ne.jp/ecology/index.php
○21世紀は水の世紀
国連の報告では、世界人口の5分の1、約13億人が安全な水を確保できずにいる。また、アメリカのアーロン・ウォルフ オレゴン州立大学教授は、「2015年までには30億人が水に苦しむようになる」と予測している。 日本も例外ではなく、一見水に恵まれた国のように見えるが、実は国民の一人当たりのダム貯水量は、アメリカの17分の1、 韓国の16分の1、 年間の降雨量についてみても、アメリカの5分の1に過ぎない。
○仮想水輸入国、ニッポン
日本は水資源も豊富にあると思われているが、仮想水を含めて考えると、実は世界でも有数の水の輸入国でもある。仮想水とは、農作物を作ったり、家畜を育てたりする時に必要な水のこと。例えば、精米後の米を作るのに約8t、牛肉は肉1kgに対して700~800tもの水が必要となる。つまり、ニッポンは農作物や肉類の輸入を通じて、外国の水資源を使っていることになる。 水危機が叫ばれる中で、この仮想水に対する関心も高まっており、新たな国際紛争の火種になりかねない。食料自給率が39%と先進国で最も低いニッポンにとっては、この新たな火種を一刻も早く消さなければならない状況だ。
○ペットボトル飲料水は安全か?
日本ミネラルウォーター協会によると、2003年のミネラルウォーターの消費量は、国民一人当たり年間で、11.5リットル。10年前の約3.5倍となり、もはや世代を超えて爆発的な普及となった。しかし、このペットボトル入り飲料水は、本当に安全だろうか。事例として、2003年4月横浜市衛生研究所が、市販されているペットボトル入りミネラルウォーター30品目を調査した結果、19品目から発がん性物質であるアルデヒド類が検出された。健康ブームに乗ったミネラルウォーターだが、ペットボトル入りだから安全とは言えないようだ。
○水のリサイクルが必要
水資源を大切にしようとする動きが広がってきた。例えば、大量の地下水や工業用水を使っていた企業が、水の再処理設備を整えて循環型システムを作り上げている。日本の両国国技館では、雨水をためて飲料水以外の約70%の水をまかなっている。また全国の公共施設の中では、雨水をためるタンクを設置して水の有効利用を進めている。このような活動は、とりわけ工業用水の利用増を食い止めるのに効果がある。
○私達が出来ること!
今回、水の危機について研究した。日本の水と暮らし大丈夫か? そんな心配が大きくなってきた。世界の異常気象により、砂漠化や渇水が進行している。下水処理施設の未整備により飲料水が汚染され、工場排水による河川の汚染も深刻だ。途上国の発展の為に過剰に取水される地下水も課題である。そして、地球の中で限りある水の権利を主張し地域間の紛争が起きている。
地方自治体は、安全で安心な水を安定的に、確保できるシステムを構築する必要がある。その為に、私達の町を流れる川の水源を保護・保全することが必要だ。水質保全に関する監視体制を確立し、その流域全体で「水を守る」対策を講じなければならない。私たちの水に対する活動を躊躇する理由はない。
参考:
JWG 水の学習室~水と地球 http://www.npo-jwg.com/study.html
Water life http://www.waterlife.ne.jp/ecology/index.php
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